山田院長   プライベートブログ

2012年9月 4日 火曜日

パズルを解くかの如く、患者さんを診る! その1 投球障害・外傷は犬山駅前の山田接骨院


患者さんの訴えられる症状の原因を考えるのはパズルを解くかの如く時に楽しいものであります。

やさしいパズルから難解なパズルまで実に様々であります。

最近、僕の中で難解なパズルは「野球の投球障害」であります。

野球の投球障害により肩関節痛、肘関節痛、背部痛、腰部痛、股関節痛、膝関節痛、足関節痛と様々な症状を訴えられ、多くの患者さんが来院されています。

骨端線、軟骨、関節唇、靭帯、関節包などの組織が傷んでいる場合を除き、筋肉や関節の機能不全により生じている痛みの場合、数回の治療で痛みを軽減~消失させうることは難しいことではありません。

しかし、投球練習をすると再び痛みが出現する場合があります。

この場合、投球フォームに問題があることが多いと思われます。

現在、僕は野球に限らず、さまざまなスポーツによる障害の訴えで来院される患者さんのスポーツ動作を可能な限りビデオ撮影しています。

投球フォームに限れば「手投げな方」、「肘が下がっている方」、「からだの開きが早い方」、「上半身が前に突っ込む方」、「下半身がスムースに使えていない方」など痛みの原因と考えられる要因がビデオ分析により認められることが多いです。

この場合、「手投げで投げるな!」、「肘を下げるな!」、「からだの開きを我慢しろ!」、「上半身を前に突っ込むな!」、「下半身を使え!」などと指導されることも多々、ありますが、これだけで動作が改善されることはほとんどないと思います。

続きます!



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